シール機(インパルスシーラー)

■弊社の特徴

PE(ポリエチレン)袋やPP(ポリプロピレン)袋、最内層がPEもしくはPPで構成された複合フィルムを熱で溶かして圧着させるヒートシール機には発熱構造の違いから大きく分けてインパルス方式とヒーター加熱(予熱)方式の2種類に大別されます。インパルス(Impulse)方式は。”衝撃”という言葉の通り、 「ごく短時間に流れる大電流、電圧」を意味しています。溶着完了後にヒーター線の部分を触ってもほとんど熱くありません。①圧力、②熱量、③時間、④冷却を素早く一気に行い、1秒程度(袋の厚みや材質によって異なります)短い時間でシールが完了します。

インパルス方式の場合は押さえている間だけ熱電流が流れるためヒーター線に触れて火傷をしてしまう等の心配が無く安全に使用できます。電源はコンセント電源を使用します。

ヒーター加熱方式のヒートシーラーに対してインパルスシーラーと呼び分けられる場合が多く、加熱温度は一定でシールする袋の厚みや材質によって、加熱時間(タイマー)を調整して使用するタイプが一般的ですが、富士インパルス(株)のオンパル(OPL)シリーズの様にヒーター部に取り付けられた温度センサーによる加熱温度管理が出来、作業場環境や長時間の使用による変化に影響を受ける事が無く、常に対象物に対して理想的なシール条件を実現できる加熱温度コントロール式を採用した機種も増えてきております。

ヒーター加熱(予熱)方式は電源を入れてからヒーター線が完全に熱くなるまで数十秒程度の予熱時間がかかり、電源を切ったあともしばらくヒーター線は熱いままなので使用には注意が必要です。一度ヒーター線が熱くなってしまえば、短時間で連続して袋を溶着加工することができます。袋メーカーが袋を大量生産する際に使用する「自動製袋機」は、ヒーター加熱方式が一般的です。ヒーター部の面積次第では電池電源でも実現が可能で、家庭用のヒートシーラーに用いられる場合もあります。常にヒーター部は加熱状態にあるので、火傷等には十分、気を付ける事が重要です。

弊社では、業務用シール機のトップメーカーである富士インパルス(株)のシール機を主力に販売致しております。又、関連部品やプリンター、プリントテープの販売も行っております。小さな補修部品やプリントテープなども是非お問い合わせください。